梅の収穫、お手伝いに行ってきました!
昨年、実家のワンコを連れて行った、
和歌山湯浅のドッグラン。
そこで、偶然にも梅の業界に携わるかたとの出会いから、
ご縁あって、ご紹介いただいた
和歌山みなべの梅農家
『中松農園』さん。
本当にお世話になりました。
連れて行ってもらった梅林は
急な山道をどんどん登って登って、
振り返ればビックリするほどの絶景のすごい所にありました。
写真でその凄さがうまく伝わらないのが残念なのですが、、
とにかく急な斜面に立つ梅の木の梅を収穫していきます。
よく陽のあたるところの実は、赤くなるそうです。
見た目はなんだかスモモみたいで、
完熟の梅はとても甘い香りがして、
今にもかじりつきたくなりました。
あ、正確に言うと、かじりつきました(笑)
梅を獲りだすと夢中になって、
気がつけば持ってるカゴがパンパンに。
肩がちぎれるかという重さと闘いながら、、
思った以上に、すごい斜面です。。
隠れミッキーもいました♪
わたしたちはとても、楽しませてもらったのですが、
農家さんはこの作業を、収穫時期には毎日欠かすことなく
夜明けから、日が暮れるまで休む間も無くしなければならないんですよね。
それは相当な重労働だと、身をもって感じました。
他にも、大阪や神戸のほうからも
梅の収穫体験に来られている方がいらっしゃって、
梅師の中松さんを囲んで、みんなで梅のお話を聞きました。
南高梅の品種のこと、
大きさのこと、
梅の等級のこと、
動物被害のこと、、、
中でも驚いたのは、
今年は5月にヒョウが降って
梅の実にキズがいったものが多くて、
その、キズのある梅は、A級品として出荷することができず、
そのせいで、みなべ全体の梅農家さんの損失は、10億を超えるということ。!>_<
「10分、ヒョウが降ると10億の損失になる」
中松さんの、その言葉が忘れられません。。
梅に限らず、農作物を育てる農家さんにお会いするたびに思うのは
農家さんはみんな、
土のことを思い、
天候と向き合い、
時には、動物たちと闘い、
自然と共存して、その恵みを受けて
作物を育てているということ。
本当に、頭が下がります。
こんな風に、農家さんと直接お話する機会が増えて、
わたし自身、考え方がどんどん変わっているのを感じます。
今まで、恥ずかしながら
食べきれず、野菜を冷蔵庫の中で朽ち果てさせてしまったこともよくありました。。
フードコーディネーターの仕事では、
撮影後の野菜など、捨ててしまうこともよくありました。
本当に、心が痛いです。。
わたしたちが日頃、
口にする食べ物はどれも、いろんな方の手を経てやって来る。
知らなければ、何でもないこと。
だけど、出来る限り知りたいと思いました。
そしてそれを、食に携わるお仕事を通じて、料理というカタチで、いろんな人に伝えることができたら。
そんなことを思いながら、
目の前の、いただいたたくさんの梅たちを、どんな風に美味しく変化させようか〜と、
大好きな梅の甘〜い香りに包まれながら、わくわくしてます。
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